大学生のもの拾い日記 1

        1  海岸

 

みなさんようこそ!

今回のブログは題名の通り、僕が気ままに散歩していて目に留まったもの

――つまりごみをアップして自己満足に浸るというものです。

 

まずは見ていただいた方が早いでしょうから

僕の動機などは後回しにして早速はじめちゃいます!

 

初回の舞台はです。

そして僕が訪れた新潟県寺泊町の海岸がこちら!!!

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・・・思ったより汚い!!!

 

もしここを裸足で駆けたら数分とかからずリタイア必至です。

 

しかし、この状況は僕にとってだけは大歓迎!!

いざ捜索開始!!

 

 

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波打ち際に近づいてみると、大量に打ち上げられているものが・・・

これ、よく見ると全部木くずなんです!!

海の向こうで何かあったのでしょうか・・・

 

 

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たまねぎ・・・しょっぱそうです・・・

 

 

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普段あまり見かけないクルミですが、海岸にはたくさん漂着していました。

水に浮く性質上陸にたどり着きやすいのでしょうか?

 

 

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良さげな革靴も海にもまれて砂浜に漂着します。もったいない。

あ、ちなみに画像右端の靴は僕のです。(笑)

 

 

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これは僕が田舎出身なのでわかったのですが・・・

田んぼとかの用水路で水門の役割をするやつ、ですね。(笑)

名前調べたのですが、わかりませんでした・・・。

 

 

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よく見ると表面に数字が記入されているので、これは計量カップだと思われます。

ただ、口が謎の物質でカッチカチに塞がれているので、もはやその機能を果たしていませんでした。

なぜ塞がれたのでしょうか・・・?

 

 

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ホイールっていうんでしたっけこの部分?

ほかにもタイヤは割と落ちていました。

このごみはひょっとしたら海の向こうでなく、こちらの人が捨てたのかも。

 

 

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僕があまり詳しくないだけかもしれませんが、あまり見たことのない缶。

 

 

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だ、大根・・・よくぞここまで・・・

触った感じ、塩分のおかげか腐ってはいないようでした。

もう少し泳がせれば沢庵になるかも(笑)

 

 

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ネギ・・・

予想ですが、野菜たちは地理的に佐渡島から流されてきたのかも。

 

 

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おお!!これはこれは。

僕も小さいころお世話になったレゴブロックです!!

久しぶりに目にして、少し感動。

 

 

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ペンですね。

これは特にないかなー(笑)

 

 

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オレンジ!

大海原を経てもなお、みずみずしい色を讃えております。

店頭に並べてもばれないのでは・・・?

 

 

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野球ボール!

これはビーチで遊んでいた人のものである可能性も。

 

 

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サンダル。これも上に同じ。

 

 

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バドミントンの羽根。同上。

 

 

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隣の空き缶と比べるとわかりますが、この電球、かなりでかいです!

大きさ的にこれはイカ釣り漁船か何かの電球か?

 

 

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見ての通り、〇ラックマですね。

あまりのかわいらしさについ持ち帰りそうになりました。

 

 

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そこらへんに落ちているものの代表として、なぜか僕のなかで確立されている

ビール箱ですが、意外と僕の赴いた海岸では珍しい存在でした。

 

 

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ヘルメット!!

海を旅してもその衝撃吸収性は健在です!!(たぶん)

 

 

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酸素ボンベでしょうか・・・?

年季が入っていて怪しさ満点です。

 

 

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でたなハングル!!

朝鮮語が刻まれた漂流物と出会えるのは、日本海ならではですね!!

残念ながら、これが何かはわかりませんでしたが。

 

 

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僕はあまり、というより全く扱ったことのないカセットテープです。

セットしたらまだ音を奏でてくれるのでしょうか?

 

 

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ザ、海といった感じのブイです!!

フジツボがきもかったので写真におさめました。

 

 

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これもハングルでしょうか・・・?

容器の大きさ、色、さらに固く密閉されていることもあって

怪しさMAXです。

帰宅後、開けてみるべきだったと後悔。

 

 

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ただの流木に見えますが、右の先端をよく見ると人為的に尖らされています。

用途は不明。

 

 

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なっがいホース。用途は不明。

 

 

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そろそろ見慣れたハングル。

見た目的に朝鮮製のブイでしょうか?

 

 

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車輪。サイズ的に三輪車?

 

 

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車のシート。

今更ですが、車が海に落ちるって状況なかなかないですよね。

 

 

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ラストです。

最初はただの木片かと思いましたが、これは・・・オールですね。

これを使って海を進もうとする人がまだいるんですねぇ。

 

 

 

さて、落ちていたものを色々と見てきましたが

今回終えてみて思ったことは

ごみおもしろい!!!

これに尽きます。

 

僕もごみを物色しながら歩くのは今回が初めてでしたが、

海岸一つ見るだけでこんなにも多種多様なものを発見でき、

さらにそのごみの出自に思いを巡らせることで

小学校のころ外遊びで感じた以来のドキドキ感、ワクワク感を

思い出すことができました。

 

本来、ごみとは無価値なもので、無価値故にごみです。

しかしそれを覆す。

僕がしたかったのはそれです。

 

人が無価値と捨て置くもので僕は楽しむことができる。

そのようにして「楽しい」のストライクゾーンを広げていけば、

最後にはチョー楽しい人生が待っているのではないか。

 

そう思って始めたのでした。

 

ではまた。

部活をやめたい ~大学で部活をするということ~

なんで僕はこんなことしているんだろう。 最近、部活をやめたいという気持ちが強い。 いや、最近というわけでもないのかもしれない。 必死に勉強して今年の春、僕は某国立大学に入学した。 周りに知り合いが誰もいなかった当時の僕にとって、まず目下の課題となったのは、如何に友達をつくるか、だ。 また、入学前に、大学という所はどうも人間関係が浅くなりがちらしい、という情報を手にして焦っていたことも影響していたかもしれない。 さまざまなサークルが個性的な勧誘を仕掛けてくる中、気まぐれで体験に訪れたその部活で 「部活ばいいぞ、一生の付き合いになる仲間ができる」 と言われた。正直惹かれた。 結局ノリと勘で入部してしまった僕は、自分が数ある団体の中から「部活」に所属したということを思い知らされる。 大学生活の全てをその競技に捧げることを前提とした部活において、その覚悟がない僕にとってはコストが負担でしょうがなかった。 コストというのは、金銭的なものと時間的なもの両方であり、競技の特性上、一月に一万は下らない額がかかった。大学生の身分には辛い出費である。 また、正規の練習以外にも任意で参加できる練習、自主練やミーティングの時間を含めると多くの時間をとられ、残りを課題や休息ですべて費やすことになる。自由な大学生活を夢見てきた僕にとって、これは非常につらいことだった。 高校も部活に所属していた僕は、はじめにこのような現実を知ってしまった時点で部活をするモチベーションが低くなってしまい、任意の練習などに行くことは少なかった。 思えば、この時点でやめてしまえばこれほど悩むことも無かったのかもしれない。 それでもなお僕が部活に居続けたのには理由があった。 一つは、所属するコミュニティから離れるという孤独感。友達がいないことへの恐怖とも言い換えられる。 一つは、部活から解放された自分が無為に時間を過ごしてしまうことへの不安感。僕は受験を通して、自分の怠惰を良く理解していた。 また、時間が経つにつれ少しずつ、競技に慣れて多少楽しく感じるようになってきていた。同期とは打ち解け、共に過ごす時間がまた楽しかった。先輩にもお世話になることが多く、恩を感じはじめた。 辞めづらくなったとも言う。 僕はひたすらに中途半端だった。 合宿が控える夏前になると、このままではいけないと思うようになった。部活の良さにも気づきだしていた僕は、当時のどっちつかずな状態のまま辞めることができず、 「せめて試合に出てから判断しよう。そのためにそれまではしっかり部活に取り組もう。ひょっとしたら、違う世界が見えてくるかもしれない。」 これが結論だった。 それ以来僕は以前とは別人のように部活に打ち込むことができたのであろうか。少なくとも周囲にはそう見えていたようだ。 やる気がないと思われていた僕は、周りに「やる気でたんだね」と言われることが多くなり、さらに部活のメンバーとして仲を深められた気がする。 悪い気はしなかった。 そして、最近改めて部活について考えてみて、思った。 少し面倒だけど、普通に楽しいじゃん!! そんな現状を無理して変える必要が果たしてあるのだろうか? 一緒にいて楽しい仲間がいる。 わざわざ僕に手取り足取り教えてくれる、休みには遊びや飲みに誘ってくれる(奢ってくれる)先輩がいる。 単純に競技自体も楽しくなってきた。 人生経験としても素晴らしい。例えば、 仕事ができるようになる。 対人能力が上がる 体力がつく(筋肉がつく) また、もっとゲンキンな話をすると、 部活は就活においてこれ以上ないくらいにウケがいい。 部活で培う強固な絆は、強固なコネとなる。 部活というだけで、人からの評価が上がる。 一つ一つ挙げると、本当に素晴らしい場所なのだと思う。 しかし しかしだ。 僕にはやりたいことが、大学生のうちにやっておきたいことが余りにもたくさんある。 部活を続けつつ、なんてことはできない。 普段忙しければ、休みを文字通り休みとして使うのが僕という人間だ。 僕は自分の怠惰を良く理解している。 やりたいことがいっぱいあるのに、やりすぎるのは嫌、 というのは矛盾しているだろうか。でも、それが僕だ。 部活を続ければ、同じような一週間がひたすら続くことだろう。それはこれまでの学生生活で十分すぎるほど味わった。また、おそらく社会人になっても、味がなくなるほどに。 成功ばかりの人生では、つまらないじゃないか。 今しかない。 好き勝手できるのは、今しかないんだ。 僕は、僕の人生を、諦めることにかける。そう決めた。 あとは、僕がみんなの前でそれを伝えることができるかどうかだが、正直、マジで心苦しい。 当然のことだが、僕みたいにわき目を振ることもなく部活に励む同期の皆んなは、先輩たちは、本当に楽しくていい人ばかりだ。きっとこの先充実した人生を送ることだろう。 恩がある。 友情がある。 信頼も…。 どれも簡単には、もしかしたら二度と、手には入らないものだ。 やめたらきっと後悔するだろうな。 でも、やめなくてもきっと後悔するだろうな。 やはり、もっとはやくに辞めておくべきだった。 仲間と来年の話もしてしまった。 でも、辞めていたらこの世界を知ることはできなかった。 すぐに辞めてしまわなくて良かった。 とりあえず、今度部長に話をしてみようと思う。 僕をこの部に引き入れてくれた部長に。 怒るだろうか、止めるだろうか、悲しむだろうか、あきれるだろうか。 怖い。 その後は、はじめての試合まで引き続き真剣に取り組もうと思う。試合が心底面白くて、気が変わった時のために。 我ながら最後まで中途半端だ。 とにかく僕がこの話で伝えたかったのは、 部活をやめることは、人生を変えること。 ということです。 小中高大関係なく、多感で吸収が早い少年時代の大部分を過ごす部活、あるいはサークルという団体は、誇張なしにその人の人格や生き方の形成に関わってくる。 僕の場合試行錯誤の末、辞めるという回答にたどり着きましたが、人によってはもう一つの道もきっとあるはず。 ただ僕も含め、その答えが正解かどうかは、歳を取るまでわからないでしょう。 そのわからない未来に向け、僕は若者らしく走り回ってみようと思います。 わからない人生というのは楽しいですね。 皆さんにも楽しい人生が訪れますように。 拙文でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。 では、また。